包茎とは男性器の亀頭部分が皮で包まれていて、露出できない状態をいいます。包茎には大きく分けて「真正包茎」「仮性包茎」「カントン包茎」の3タイプがあります。一度受診していただければ包茎のタイプにより他院へ御紹介させて頂き手術することが可能です。
小児の包茎では約1ヶ月程度、少量のステロイド軟膏を狭くなった包皮の先端(包皮輪)に塗ることで亀頭が露出されることがあります。
陰嚢内に精巣(睾丸)が無い状態を言います。将来的に精子を造る能力が低下したり、精巣の癌の発生率が高くなるとの報告もあり、できるだけ早期に手術を受けることをおすすめします。
小学校に入学しても、月に数回以上はおねしょをする場合には夜尿症が考えられ、治療が必要な場合があります。
原因は、膀胱の容量が小さい、夜の尿量が多い、尿意があっても起きることができないといったことから、神経疾患が要因となっていることもあります。
お子様の精神的ストレスの原因にもなることもありますのでお気軽にご相談ください。
腎臓、尿管、膀胱などの尿路に結石ができる疾患です。通常、腰痛や腹痛(さしこむ様な痛み)、血尿などがあらわれることが多く、小さな尿路結石ほど急激なさしこむ痛みがあります。大きな結石は痛みがないこともあるため、気が付かないうちに腎臓がダメージを受けて、腎機能が低下していることがあります。
痛みがないからといって排石したと考えるのは危険で、痛みがなくても必ず泌尿器科を受診し排石の有無を確認することも重要です。
尿に血液が混入した状態を血尿と言います。血尿には肉眼ではわからない血尿(顕微鏡的血尿)と目で見てわかる血尿(肉眼的血尿)があります。
原因として、腎炎、尿路結石症、膀胱炎、尿路悪性腫瘍(腎臓癌・膀胱癌・前立腺癌)、前立腺肥大症など様々なものがあり、専門医による診察を受けられることをおすすめします。当院では検査時の痛みが少ない軟性膀胱鏡を導入しており、膀胱癌の早期発見に努めています。
特にお年をめされた方の尿路症状(排尿時痛・頻尿)や腰痛・腹痛などのない肉眼的血尿は尿路悪性腫瘍の可能性もあり精密検査をおすすめ致します。
尿に蛋白が出ている状態を『蛋白尿』と言います。学校・職場の検診で発見されることも多いのですが、無症状のため放置されることが問題です。蛋白尿には運動等により出現する生理的蛋白尿と、何らかの腎疾患により出現する蛋白尿があります。前者は放置しておいても差しつかえありませんが、後者は治療の必要な場合があります。
なかには20~30年後に腎不全となり、血液透析や腎移植が必要な場合もあります。『蛋白尿』を指摘されたらできるだけ早い時期に、一度専門医を受診されることをおすすめ致します。
亀頭の外の皮部分の感染症です。いろんなところを触って汚れた手のままおちんちんを触ることにより細菌が感染し炎症をおこします。
包皮部分が赤いブツブツができたり、腫れや痛みなどの症状があります。
膿が出ている場合は細菌検査を行う場合もありますが、通常は抗菌薬の塗り薬を処方し、患部に塗っていただきます。