前立腺は男性のみにある臓器で膀胱の出口に存在します。
前立腺癌は前立腺に発生する"悪性"腫瘍です。
慢性前立腺炎は20~40代の比較的若い世代の方で、長時間デスクワークをされている方や、長時間車やバイク、自転車に乗られる方などに多くみられます。
自分の意思に反して尿がもれる状態を尿失禁と言います。
尿失禁にはいくつかのタイプがあります。
治療は上記のタイプにより異なるため正確な診断が必要です。
男性の場合は前立腺肥大症を合併していることが多く、その場合は内服が主となります。骨盤底筋体操や低周波療法も有用です。
当院ではウロマスターを3台導入しており、それぞれの患者さんに合った指導を看護師が丁寧に行っております。
男性更年期障害は中高年男性の間で増加しており、女性の更年期障害と同様に疲れ、ほてり、発汗、うつ状態のほかに性欲低下、勃起障害など多彩な症状を呈する症候群のことです(LOH 症候群)。
原因は加齢、ストレス等による男性ホルモンの低下が挙げられ、血中遊離テストステロン値を測定し低値であれば男性ホルモン補充療法の適応となります。
日常生活においてはストレスを軽減するライフスタイルを確立することも重要です。
亀頭包皮炎とは亀頭と包皮に炎症を起こして亀頭包皮が赤く腫れて痛み・かゆみがある状態です。
亀頭や包皮から白いカスが出たりカサつくのも一つの症状です。抗菌剤、抗真菌薬の内服薬や軟膏で治療します。
腎臓、尿管、膀胱などの尿路に結石ができる疾患です。通常、腰痛や腹痛(さしこむ様な痛み)、血尿などがあらわれることが多く、小さな尿路結石ほど急激なさしこむ痛みがあります。大きな結石は痛みがないこともあるため、気が付かないうちに腎臓がダメージを受けて、腎機能が低下していることがあります。
痛みがないからといって排石したと考えるのは危険で、痛みがなくても必ず泌尿器科を受診し排石の有無を確認することも重要です。
尿に血液が混入した状態を血尿と言います。血尿には肉眼ではわからない血尿(顕微鏡的血尿)と目で見てわかる血尿(肉眼的血尿)があります。
原因として、腎炎、尿路結石症、膀胱炎、尿路悪性腫瘍(腎臓癌・膀胱癌・前立腺癌)、前立腺肥大症など様々なものがあり、専門医による診察を受けられることをおすすめします。
当院では検査時の痛みが少ない軟性膀胱鏡を導入しており、膀胱癌の早期発見に努めています。
特にお年をめされた方の尿路症状(排尿時痛・頻尿)や腰痛・腹痛などのない肉眼的血尿は尿路悪性腫瘍の可能性もあり精密検査をおすすめ致します。
尿に蛋白が出ている状態を『蛋白尿』と言います。学校・職場の検診で発見されることも多いのですが、無症状のため放置されることが問題です。蛋白尿には運動等により出現する生理的蛋白尿と、何らかの腎疾患により出現する蛋白尿があります。前者は放置しておいても差しつかえありませんが、後者は治療の必要な場合があります。
なかには20~30年後に腎不全となり、血液透析や腎移植が必要な場合もあります。『蛋白尿』を指摘されたらできるだけ早い時期に、一度専門医を受診されることをおすすめ致します。
尖圭コンジローマの原因になるウイルスはヒトパピローマウイルス(HPV6型・11型)で、女性の子宮頸がんの原因となるウイルスとは異なります。
再発を繰り返すことが多い疾患です。
梅毒は近年急激に増加している性感染症です。とくに都市部(大阪と東京)では非常に多く、特に若い女性を中心に増加していています。
梅毒は性的接触(オーラルセックス含む)によってうつる性感染症のひとつです。
梅毒の原因は梅毒トレポネーマという菌で、粘膜または皮膚から侵入し数時間以内にリンパや血流に乗って全身に広がります。
これらの症状は痛みを伴わないことが多く、2~3週間したら自然に良くなります。そのため見逃されやすいです。
菌が全身に広がり、皮膚や粘膜のさまざまな発疹がみられ、倦怠感や発熱などの全身症状もでてきます。
診断は触診、視診(かなり重要です!)と血液検査によって行い、内服もしくは注射による治療を行います。適切な治療で治ります。実際当院においても梅毒患者さんは激増しております。(2015年 3例⇒2023年 20例)
意外と普通に感染しますので、少しでも異常を感じた場合は早期に受診してください。
EDが起こる原因はさまざまで、加齢の他にも、高血圧や糖尿病など身体的な理由で起こる器質性EDや、ストレス・不安・うつ病など心理的な原因で起こる心因性ED、他の病気を治す薬の副作用としての起こる薬物性EDなど原因は様々です。
単一の原因ではなく、それら複数の原因が重なっている場合もあります。
多くのケースにED薬は効果的ですのでお気軽にご相談下さい。
お気軽にご相談ください。
TEL.06-6836-6305
※診療時間 午前9:00〜12:00 午後3:30〜6:00(木曜と土曜の午後・日祝除く)
ED治療薬はシルデナフィル、タダラフィル、バルデナフィルの三種類があります。(先発医薬品名でバイアグラ、シアリス、レビトラです。)
基本的にはどれも1時間以内に効いてきますが、知名度と安定感で選ぶならシルデイナフィル、効果が現れるまでの早さと強さならバルデナフィル、作用時間36時間という長時間の作用と自由度ならタダラフィルがおすすめと言われています。
薬は院内で処方いたします。院外薬局に行く必要はございませんので、受付での会計でその日の診療は終了です。
次回の予約は不要ですので、ご希望の日時にまた来院してください。
※薬剤料とは別に、初診料3,500円または再診料1,000円がかかります。
バイアグラ | シアリス | (旧 レビトラ) | |
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ジェネリック (一般名) |
シルデナフィル | バタダラフィル | バルデナフィル |
錠剤の形状 | 青いひし形 | 黄色の涙形 | |
用量 | 50mg | 10mg、20mg | 10mg、20mg |
価格 | 50mg1錠/1,600円 (ジェネリック1錠/1,200円) |
10mg1錠/2,100円 (ジェネリック1錠/1,600円) 20mg1錠/2,400円 (ジェネリック1錠/1,900円) |
10mg1錠/1,300円 20mg1錠/1,600円 |
特長 | ED治療薬として世界で初めて製品化された薬。世界的に有名で安心感がある。 | バイアグラやレビトラと比べてマイルドな効果で長時間作用する。 | 3種類の中で1番即効性があり、食事の影響を受けにくい。 |
服用の タイミング |
性行為1時間前空腹時は30分程度で作用 | 性行為30分前 | 性行為10~30分前 |
作用時間 | 5時間程度 | 24~36時間 | 8時間 |
服用時の 注意 |
食事と併用すると効果半減の可能性あり。空腹時又は、食後2時間の服用がお勧め。 ※食後服用の場合、あっさりしたもの腹7分目程度に抑えます。 |
食事の影響は受け難いが条件あり。 空腹時又は、食後2時間後の服用がお勧め。 ※食後服用の場合、あっさりしたもの腹7分目程度に抑えます。 |
食事の影響は受け難いが条件あり。 空腹時又は、食後2時間後の服用がお勧め。 ※食後服用の場合、あっさりしたもの腹7分目程度に抑えます。 |
副作用 | 顔のほてり、目の充血、頭痛、動悸、鼻づまりなど。 | 頭痛、潮紅、ほてり、鼻づまりなど。 | 頭痛、潮紅、ほてり、鼻づまりなど。 |